• 2023年12月27日 ニュース

今年の3月~5月に3回にわたって開催された「永く働き続けるために自分の感情とのつきあい方」研修のフォローアップ企画として、11月29日にHOWSPARKで「みんなのストレスコーピングリスト作成ワークショップ」を行いました。

前回の研修で講師を務めてくださった方をお招きしクリニックに通院しながら安定した就労を目指している方々と永く働き続けるために必要なストレスの対処法について話し合いました。


IMG_1061k.jpg

3~4人のグループに分かれ、まずは交流コミュニケーションとして求職活動や就職後の配慮についてクリニックの方からの質問にKハートのメンバーが回答しました。その後「Kハートみんなのコーピングリスト」をもとにストレスの対処法について話し合いながら、新たなコーピングリストを作成し最後にそれぞれのグループでひとつずつ「とっておきのストレスコーピング」を発表して共有しました。

「生活すべてから逃げる」「鬱の塩塗り(ある程度持ち直すまで、一度徹底的に落ち込む)」「フットサルチームに参加してプレーする」等、参加したメンバーの個性が発揮されたユニークなアイデアがいくつも出ていました。
 後日ワークショップ中に出た意見をリスト化してみたところ「趣味系」「ストレス解消系」「リラックス系」「マインドセット系」「生活習慣系」「その他」を併せて178個ものストレスコーピングが集まりました。これを共有し各自が自分のあったコーピングを普段の生活に活かしています。
 日頃、なかなか正面を切って話題にすることのないメンタルヘルスの問題やその解決のためのさまざまな工夫をクリニックの方々や同じ職場で働く同僚と率直に話し合うことのできる貴重な機会となりました。


IMG_1063k.jpg

■参加者の感想
・ストレス解消について共通点もあれば自分が思いつかないこともあり新たな気づきの機会になった。逃げることもわるい事でないと思った。
・バーチャルプラネタリウムが気になった。興味深い内容で楽しかった。
・特例子会社で働いている方と話をして普段の様子を知れて求職活動の参考になりモチベーションが上がった。
・物事をわるい面ばかり見るのでなく別の視点(良い面)から見直してみることが大事かなと思った。
・働けることが当たり前ではないことに気付いた。障碍のある人ももっと働きやすい社会になればよいと思う。クリニックの方からいろいろな意見を聞けてとても参考になった。
・落ち込んだ時には無理に気持ちを切り替える必要がないかもという意見を聞き落ち込む時間を決めてみようと思った。
・初対面の方とディスカッションする機会が少ないので新鮮で楽しかった。
・誰もが自分なりにストレスと向き合い解決していることを気づかされた。
・ストレスとの向き合い方を多角度から考えることで自分との向き合い方を改めて見直すことができた。

IMG_1062k.jpg

ニュース一覧